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リビング
家族全員、時には客人も収容する。家具類はソファー、キャビネット、テレビ(不必要なものは参入しない)等。日本人は洋室の床であっても必ず寝ます。従って、実質有効面積8畳を確保してなお家具スペースを別途9.15平方メートルとすると、13.2+9.15=22.35平方メートル(13.54畳)になり、リビングとしての機能は14畳スペースを必要最小限の理想とします。 |
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(イメージ写真)
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ダイニング
食事室はリビングと併用兼用を問わず、椅子式の食事スタイルを踏襲します。日本の文化はちゃぶ台の文化と評論されますが、戦後60年の時を経て食事風景に占める椅子テーブルは定着しました。ダイニングには来客時を想定して6人掛けのテーブルを用意します。横巾900mm、長さ1800mm、椅子を出し入れする場合の遊びを計算すると下図のスペースが必要となります。 |
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■ご使用のサイズの目安
椅子を引いても床にかからないレイアウトがおすすめです。 |
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資料:有限会社ライト(インテリアショップライト)
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5.5平方メートルのスペースにカップボード、その他キャビネットを配置するとして+3平方メートル=8.5平方メートル、通路部分を0.6×3.6=2.2平方メートル。合わせて10.7平方メートル(6.5畳)のダイニング専用面積が最小限の理想となります。リビングダイニングの間取りなら、(1)+(2)で約20畳を確保することになります。 |
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キッチン
食材を調理し、始末する命の台所。最近、業務用のコンロや厨房機器を持ち込む家庭も見受けますが、やはり住宅ですから、住宅用設備を利用しましょう。日本のキッチンメーカーが供給する設備機器(システムキッチンは日本語)は世界にも類を見ない機能性とコストパフォーマンスを誇っています。
作業人数は時々お手伝いの亭主や娘を想定して2名。横動線を2重に重ねてスムーズな往来を確保します(0.6×2×2.7=3.3平方メートル)。システム部分は奥行き800mmワイドスパン3600mmでL型壁付けを選択します。これは給排水配管やガス、電気などの設備を壁配管とし、余分な建築設備コストを軽減させるためです。システムの吊戸棚はH−750mmとし、天井の高さは最低2450mm確保します。背の低い家人を想定し、ダウンウォールユニット標準装備とします。そしてキッチンに必要な家電や家具を想定します。冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、その他家電及び食器棚等。その広さは4.2平方メートル分。最近の住生活様式を考慮すると、買い置きする食品のためのパントリィも確保しましょう。2.0×0.6+1.65=2.85平方メートルとします。 |
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(イメージ写真)
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キッチンスペース=13.23平方メートル(8畳)は最小理想面積です。 |
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風呂、トイレ、洗面
最近はユニット式の工場生産システムバスが主流です。ユニットバスは二重底構造に外断熱、耐久性に優れた軽いFRP材を使用し、経済性も兼ね備えた優れものです。大きな露天岩風呂に憧れるご亭主の気持ちも理解できますが、水道水の沸かし湯で岩風呂とは片手落ちです。トイレは1階2階それぞれに配置します。温水洗浄装置は上下階とも設置します。洗面所は洗濯スペースと共にトイレと同じく1、2階に配置します。これは時間的な経過を考え、家人の高齢化と共に動線を短くし、家事負担を軽減するために是非採用したいプランなのです。洗濯機を2台設置するかどうかは、夫々の家庭に委ねるものとします。洗面台もユニットタイプがお勧めです。出来れば横幅1200mm程度の収納タイプが理想です。水周りの必要理想面積は、ユニットバス1.8×1.8、トイレ0.9×1.8×2、洗面所2.0×1.6×2として、合計12.88平方メートルです。 |
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(イメージ写真)
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各居室
当初に設定した必要面積(8畳)の4室分を確保します。子供室や主寝室等の区別は広さの大小で決めるのではなく、平面配置で割り当てていきましょう。敷地の形や方位、道路接道方向等によって建物のプランは変わりますが、基本的に不変の部屋割りを踏襲してください。まず、子供に部屋を割り当てる場合はその家で最も日当たりの良い部屋を与えます。夫婦の寝室は最後に残った部屋です。また、高齢者も日当たりの良い部屋に優先します。これらは中国に伝わる風水に基づき、現代にも通ずる合理的な根拠を備えた考えによります。和室は出来るだけ日当たり通風の良い場所にしつらえ、居室に無理があるなら思い切ってリビングを畳敷きにしても良いでしょう。4室分の面積は13.2×4=52.8平方メートルとなります。 |
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(イメージ写真)
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玄関
敢えて玄関を重要視して家を造ります。戦前までの日本家屋(農村部に見る農家住宅や都市部にある商店と住宅の併用町屋等)において玄関は履物を脱着するためだけのスペースではなく、外と内を繋ぐ「場」でもあり、コミュニティのインターフェイスとしてその機能を発揮していました。現代にあっては他家の玄関で座り込むことは皆無となってしまいましたが、良い気を迎え入れるためにも少しは空間を大切にしつらえてほしいものです。 |
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(イメージ写真)
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土間部分は畳1畳分を確保し、かまち部分と40cm以上の段差が生じるなら、一段低い式台を設けます。ホールも畳2畳分を必要理想とします。脇には下駄箱(収納ユニット)、スリッパラック等もホール部分に置くことが出来るような広さにします。最も大切なことは、玄関に入った瞬間、気持ちが落ち着くようにしつらえることです。玄関の必要理想面積は、2.7×2.1=5.67平方メートル(約3.5畳)です。 |